WATER

安心なお水について

この機会に水の安全について考えませんか!

10ベクレル → 300ベクレル

3月11日以前、放射線物質の摂取基準は10ベクレルだったのに対し、震災以降の摂取基準が、突然30倍の300ベクレルに引き上げられたのは、なぜでしょう? 水道水の放射線物質による汚染が問題になりはじめて、公的機関が「安全」という摂取基準、水質基準に疑問を持ち放射線物質が問題になる以前の水道水についても調べてみました。

甘すぎる水の水質基準

日本の水は昔から豊富で飲料にも適していたことから、海外に比べ日本の水に対する危機意識は薄く、水質基準もアメリカの検査項目が263あるのに対し、日本ではわずか50項目しかありません。
また、その基準も甘く、日本で合格できてもアメリカでは認められない飲料水が多々あります。

日本の水・・・安全神話の崩壊

工業廃水、農薬、化学肥料、除草剤、殺虫剤、酸性雨・・・水道水の原水となる河川の水や地下水は着実に汚染されています。
我が故郷である郡上八幡の町の真ん中には、長良川の上流である吉田川が流れています。
透き通った川からは、アユが泳ぐ姿も見られ、観光客を魅了していますが、その吉田川さえも着実に濁ってきています。
「えっ これで濁っている?」そう感じる方もいらっしゃるかもしれません。
これは幼少期から川遊びをしてきた私たちだからこそわかる事なのです。

主な水中の有害物質

  • アスベスト(石綿)・・・肺がんなどの悪性腫瘍を引き起こす物質
  • トリハロメタン・・・発がん性物質
  • ホルムアルテヒド・・・発がん性物質、催奇性(胎児に奇形を生じる性質)
  • 亜硝酸性窒素・硝酸性窒素・・・メトヘモグロビン血症(酸欠、窒息状態)
  • ダイオキシン・・・肝機能障害、肝がんなどの内臓障害や皮膚障害

水中に含まれる有害物質はこれらの他、溶解性鉛、放射線物質、ヒ素、アルミニウムや農薬、テトラクロロエチレンなど人口化学物質によって生じる数多くの環境ホルモン、さらにクリプトスポリジウム、緑膿菌などの病原性微生物と挙げればきりがありません。
およそ 6000 種類とも言われる水溶性物質に対し、その多くの摂取基準は甘く、摂取基準さえ設けられていないものも多々あります。

「ちょっと用心しすぎたかなぁ」と後で笑えるほど用心してほしい。

政府が「安全」という以上「危険だから水道水を飲むな!」とは言いません。
しかし、「安全」かもしれませんが「安心」ではないと私は思います。
微量な有害物質による人体への影響は、"ただちに" 起こるものでなく、蓄積によっておこるものだからです。
事実、チェルノブイリ原発事故でも影響が出始めたのは5年後でした。

7件 → 508件

これは、チェルノブイリ原発事故以前10年間と事故後10年間に発症した子ども(15歳未満)の甲状腺がんの発症件数です。
チェルノブイリ原発事故の際、治療にあたった菅谷昭氏は、「"安全"と言われた水や食品を飲食した子どもたちから被害者が出た。彼らがいう"安全"とは、"影響がはっきりわかっていないから安全"であり、"絶対安全"というものではなかった。」と現在の摂取基準に警鐘を鳴らし、「特に妊婦や子どもたちがいる家庭は用心しすぎと思うほど、用心すべき」と呼びかけています。

乳幼児期は、特に用心して!

20年近く幼児教育に関わってきた私は、乳幼児期の子どもたちに与える環境によって将来に大きな違いが出ることを痛感してきました。これは教育だけでなく飲食にも当てはまります。ですから飲料だけでなく、だし汁やスープ、炊飯、さらに野菜を洗う際にも安心な水を使ってほしいと願っています。